2016年 05月 11日
みんなの市 開催に際するご案内
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2011年3月11日14時46分。
近所のショッピングモールにいた私は、
ショーウインドウのガラスが次々に割れていく様を
天井から欠片が剥がれ、落ちていくのを
飛ばされた子供を抱きかかえ、ただただ眺めていました。
泣き声や、悲鳴と、何かが壊れる音。
自宅に戻り、急いでつけたテレビの前から動けなくなりました。
自分の恐怖はどこかへ飛んでいってしまうような光景しか映っていなかった。
4月に入り、前とは少し違うように思う日常の中で
自分に何が出来るだろう、
周りの人たち、周辺のお店に
話して、耳を傾け、模索しながら
senkiyaさんに会場を提供して頂き
翌5月、第1回目のみんなの市が始まりました。
毎年楽しみにしていた益子や笠間の陶器市に出かけられない方も多く
ご自宅の器が割れてしまったなどのお話も聞き、
第1回目は、陶芸家の友人たちに声をかけ
商品にならないB品を提供してもらったのが小さな始まりでした。
翌年、東北への短い旅で
特別出展頂いてたお菓子屋さんに
「忘れないでほしい。」とお話を伺いました。
東日本大震災への支援の形を
一時の事で無く、
継続していくにはどうしたら良いのかを
この年からより考えるようになりました。
5年が経ち、回を重ねるごとに
お越し下さるお客さまが増え、
参加してくれる作家さんたちも多忙な中で商品を増やしていき、
少しずつ大きくなってきた みんなの市。
東日本大震災からの復興を支援するための
取り組み方、開催主旨は変える事無く
当初目標としていた10回目までは、
精一杯やり遂げたいと思っています。
今回も販売売上の一部を東日本大震災義援金として
日本赤十字社を通じ、被災された方へ送らせて頂きます。
春の陶器市 開催に関する変更事項、ご案内を再記いたします。
ご確認頂きましてのご来場をお願い申し上げます。
開催経費の削減のため
今年から、より簡素なお渡し方法へと変更となりました
・会計は、会場内レジにて承ります。
会計の際に、説明書や小袋の添付されている商品に関しては付属品をお渡しします。
・会計後、会場横に設置します
梱包台にて、お客さまご自身での梱包をお願いします。
数量に限りがございますが新聞紙を梱包台に設置します。
器の梱包にご利用ください。
持ち帰り用袋や、包材(新聞紙やビニールのぷちぷち、必要な方はテープ)など
必要に応じて、ご自身でご持参下さい。
・例年、駐車場に停車する事が出来ず
会場敷地内、駐車場が大変混雑いたします。
公共交通機関でのご来場にご協力願います。
・開場前に混雑が予想される場合
状況に応じて整理券を配布いたします。
混雑時にはお会計・入場にお時間を頂く場合がございます事を
予めご了承願います。
円滑な開催と、事故を防ぐ為
皆様のご支援、ご協力の程を
何卒宜しくお願い申し上げます。
今年、4月16日
また悲しい天災が起きました。
みんなの市では、今回会場に
熊本地震への募金箱を設置させて頂きます。
募金は、日本赤十字社を通じ
各被災都道府県に設置された義援金配分委員会より
被災された方へ送らせて頂きます。
日本赤十字社では、
個人の方からも、義援金の寄付を募っています。
日本赤十字社 熊本地震災害義援金
義援金名称:平成28年熊本地震災害義援金
想いを寄せる事は、小さな力になります。
この度も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
/// お問い合わせ
みんなの市 Face bookページ
https://www.facebook.com/minnanoichi/
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by minnanoichi
| 2016-05-11 15:18
| みんなの市